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破滅願望という性癖

未経験で自分はマゾかもと考える女性は、多くの場合自分自身でその性癖を説明することが出来ない。

経験が足りずどんなことをするのか知らないのもそうだけれど、自分でまだ何に興奮しているのか理解できていないのが大きな理由だ。

そもそもの前提として、一言でM女と言っても何に興奮するかは人によって違っている。
あるプレイで興奮できる女性でも、そのプレイの「どこに興奮しているか」が違う場合もある。

そんな中で「尊厳破壊」という性癖をもつ女性は意外と多い。

  • 人として扱われない
  • 本人の意思を無視して扱われる
  • 無価値なものとして扱われる
  • 笑いものにされる

このような状況に興奮を感じる女性だ。

そしてこの「尊厳破壊」の中でも、人によって何処に興奮するかがそれぞれ変わってくる。
この記事ではこれまで僕が出会ったこの性癖の女性が、どんな所に興奮していたかをまとめてみたいと思う。

  • 喪失感によって「心が自由になる」性癖
  • 常識から外れた状況によって「吹っ切れる」という性癖
  • 屈辱的な扱いをされることによる「恐怖」に興奮する性癖

喪失感によって「心が自由になる」性癖

これは普段の生活で「良い子にしなければ」「ちゃんとしないといけない」そうやって気を張っている女性に多い。
普段から気を張っている彼女たちは、いつしか力の緩め方が分からなくなってしまう事がある。
そうなると例えばセックスの間も相手に気を使ってしまい、性的な満足を得られない場合が多い。

「お前には何の価値もない」という扱いは普通の人にとっては酷い扱いだが、この性癖の女性にとっては「力を抜く合図」として感じられる。
プライドや責任を奪われることで背負っていたプレッシャーから解放され、心が軽くなる。

この性癖の女性を相手にするとき、僕は「SMプレイはM女が失敗を体験する場所」という扱いでプレイをする。

これはM女が無力感を実感していくことでゆっくりと解放されていく性癖だからだ。
プレイの中で小さな失敗体験を与えることで、少しずつ無力感を引き出していく。
例えば「愛撫されているときに声を出すの禁止」とか「許可が出るまでイクの禁止」とかそういう理不尽な状況を作り、あえて失敗させていく。
そうすると少しずつ体の力が抜けていき、ようやく力が抜けていく。

常識から外れた状況によって「吹っ切れる」という性癖

これは性的な興味は強いが、強烈な自我でそれを押さえつけている女性に多い性癖だ。

そういう事に興味はある。
でも「普通じゃない」「常識外れだ」「変態だ」と見ないふりをしている。
そんな女性が吹っ切れた時、恥ずかしさとこれまで抑圧していた性癖が一気に解放されて強い興奮を感じるようになる。

この性癖を持つ女性は、強制的に変態行為をさせられることを好む。
だからそういう女性を相手にするとき、僕はよく「SMプレイはM女の秘密を暴く場所」として流れを作る。

どちらかと言えば肉体的に痛みや快感を与えるよりも、精神的に「言い逃れできない」状況に持っていくことが多い。
必要なのは「S男性のほうが上位であるとM女に実感させる」ことと「M女が隠したかったことを暴く」ことだ。

例えば会話の中でM女の考えを見抜いて心を裸にしていったり。
簡単なボードゲームを使って、負けたら命令に従うという遊びをすることもある。
一枚ずつ服を脱がせていき、最後には目の前でオナニーをさせたりする。

そうやって彼女に「S男性に従う理由」を用意してやり、命令として変態行為をさせていく。

屈辱的な扱いをされることによる「恐怖」に興奮する性癖

これは「意思を無視して性的な事を強要される」ことに興奮する性癖だ。
どちらかというとシチュエーションに興奮する性癖で「DID(Damsel in distress)」という呼ばれ方もする。

監禁されたり弱みを握られたり、そしてそれを理由に性行為を強要される。
そういう、自分で状況をコントロールできない「どうしよう」「逃げられない」という怖さがそのまま興奮に繋がっていく。

映画やアニメであるような、ロープで縛られて怯えているヒロイン。
正にあのイメージだ。

この性癖の女性を相手にするとき、SMプレイをある種の「体験ショー」のようにデザインすることが多い。

重要なのは性的な行為を実際に行う前に十分に怖がらせること。
行為の前に精神的に盛り上げたうえで、「敗北の象徴」として性行為を強要する。

そうすると抵抗する気力を使い切ったM女は、その脱力した体へ性の快感をダイレクトに与えられる。
この状態がM女にとって非常に強く快感を感じるようだ。

「性行為を強要する」と書いたが、実際は同意の上で行われる。
これはそういうシチュエーションを作って性行為をするというプレイだ。

まとめ

「尊厳破壊」という性癖でも、このように人によって興奮する部分や内容が変わってくる。
とはいえ、ここに書いたものが全てではないだろうし、一人一つという訳でもない。
この3つ全てに興奮する女性がいてもおかしくはない。

そしてS男性としてはそういうM女の性癖を推察して、プレイの内容を考えている。
とはいえS男性も完ぺきではなく、間違えることもある。

そうなると必要になるのは事前のコミュニケーションと信頼関係だ。
予めS男性とM女がよく話し合い、趣味や考え方を共有していれば失敗はほとんど防ぐことが出来る。

それに加えてM女自身も、自分が何に興奮するのかを想像しておくと良いだろう。

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